慢性疼痛、筋疲労、自律神経の乱れ──それらの症状に対し、現場での治療効果を高めるには、施術前後の環境整備が重要です。
本記事では、いま注目されている「酸素ルーム」と「DENBA環境」の併用による相乗効果について、解剖学・生理学的な視点も交えながら、現場での活用方法を解説します。
酸素ルームとは──細胞に酸素を届ける仕組み
高気圧酸素ルームは、通常よりも高圧の空間を作り出すことで、血液中に溶け込む酸素(溶存酸素)を増加させ、組織への酸素供給を促進します。
これは「ヘンリーの法則」に基づいており、酸素分圧が高い環境下では血中の溶存酸素が増えることが知られています。
DENBAとは──電界で細胞環境を整える技術
DENBAは、空間全体に微弱な電界を発生させ、体内の水分子配列を整えることで細胞間電位を安定化させます。
電場刺激がミトコンドリアの膜電位やATP産生に寄与するという報告もあり、代謝活性・免疫調整に関与すると考えられています(参考:Biophysical Journal 2007)。
酸素ルーム×DENBAの相乗効果【5つの科学的視点】
- 細胞内酸素の取り込み効率アップ:
DENBAによる細胞膜活性化が、酸素の細胞内浸透を促進。酸素ルームとの組み合わせにより、より深部までの酸素供給が可能に。 - ミトコンドリアのATP産生促進:
高酸素環境+電界刺激で、エネルギー産生工場であるミトコンドリアの活動が活発に。 - 血流・リンパ流のW改善:
酸素による血管拡張とDENBAによる微小循環改善により、冷え・むくみ・慢性炎症の緩和に寄与。 - 自律神経の安定化:
副交感神経優位な環境を促進。ストレス・不眠・自律神経失調症状へのアプローチに。 - 再生プロセスの促進:
組織修復・炎症抑制が促進されることで、術後やスポーツ外傷の回復に役立つ。
現場での導入事例と応用
全国の整骨院やリハビリ施設では、DENBA環境を持つ酸素ルームを施術前のプレケア空間として活用し、手技療法・物理療法の効果増強を実現しています。
美容や高齢者福祉の現場でも、むくみ・冷え・睡眠障害などへのアプローチとして注目されています。
まとめ|未病ケアから高付加価値治療へ
単なる疲労回復やリラクゼーションを超え、酸素×電界による細胞レベルのアプローチは、今後の整形・整骨医療における新たな価値提案となるでしょう。
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